脇が痛いことがある、これはなに?

脇が痛い原因は内臓の病気やケガや骨折の可能性もあります。痛みの種類や場所などによって原因が異なるため、体の伝えているシグナルを注意深く読み取ってみましょう。

 

「脇が痛いんだけど・・・」

「脇の悩み」と聞くと、なんとなくムダ毛や匂いの悩みなのかと思ってしまいますが、実は痛みがある、という悩みも多いんですね。

脇に痛みを感じるというのは、怖いものだと思います。だって、心臓や肺に近いですからね。痛みというのは、体から出たなんらかの信号ですから、やり過ごすのではなく痛みの原因を知っておくことが重要ではないかと思います。

おおまかに痛みといっても、左右、胸部に近い、腹部に近いなど場所によって考えられる原因も違うでしょうし、対処法も変わってきますよね。

また、いつから痛いのか、痛み出した頃変えた生活習慣はないか、などを考えることも、原因をさぐる方法のひとつになります。

ああ、あれだと思い当たる原因がわかることで安心できる、ということもありますからね。

 

「病気や怪我の可能性も」

具体的に、脇に痛みを感じる原因にはどんなものがあるでしょうか。

最悪、病気の可能性もあります。

たとえば、肺または膵臓に疾患がある場合は、左の脇の下から脇腹にかけて痛みが出ます。

呼吸が苦しい、とくに息を吸ったときに痛みがある、咳や熱が出るなど、風邪に似た症状もある場合は、肺炎の可能性も。

肺炎は肺にウイルスが入り込み、炎症を起こした状態です。風邪をこじらせる、などという表現をすることがありますが、疲れていて免疫力が落ちた時には、そうなりやすいですね。

元は風邪だからと軽く考えず、痛みを感じるときには検査する必要があると思います。

 

背中の痛みを伴う、食べた後に胃のあたりが重くなる、ひどく眠くなる、手足がだるいなどの場合は、膵炎の可能性もあります。

膵臓は血糖値を調整するインスリンを分泌する臓器ですが、消化酵素も分泌しています。

膵臓が分泌する酵素は、十二指腸に到達して活性化し、食物を分解します。

しかし膵炎を起こすと、膵臓の中で消化酵素が活性化し、自分の臓器を消化しようとします。そのため、激しい痛みになるわけです。

膵炎は一度なってしまうと慢性化することが多いとも、基本的に完治しないとも言われています。

脇から腹部にかけて痛みが強く、上記のような症状がある場合はやはり診察を受けた方がいいと思います。

 

右の脇から胸にかけて痛みがあり、黄疸が出ている、イライラする、目が充血する、吐き気がある、倦怠感がひどいなどの場合は、肝炎など肝臓の疾患の可能性もあります。

肝炎の場合、右の脇の痛みはドーン!という感じの重い痛みです。

心配しすぎてもいけないんですが、ちょっとした痛みだからと我慢し続けてしまうと、恐ろしい病気が潜んでいることも。

筋肉痛や打ち身など、思い当たることがないのに脇の痛みが続く、という場合は、何か病気が隠れているかもしれません。

その時は、早めの対処が肝心だと思いますね。

 

「どこにも異常がない場合はコリかも」 

病院で検査をしても、なんの異常もない、という場合はとりあえず病気でなくて安心ですが、脇の痛みがひかないのであれば困りものです。

ひょっとしたら、コリかもしれませんね。

骨盤のゆがみや、脊柱のバランスの悪さなどで筋肉が影響を受け、脇の下などあまり動かさない筋肉に痛みが出ることもあります。

脇だけでなく、腰痛もある、脚にも痛みが、などと体の他の場所にも不調を感じる場合は、コリによるものかもしれませんね。

よくあるのが、肩こりがひどくなると脇の下が痛む、ということです。

この場合は、肩をもむより脇をほぐした方が、早くほぐれてラクになることが多いようです。

痛みがあるからと、鎮痛剤でやり過ごしてしまうと根本的な解決にならず、どんどん症状が進んでしまうこともあるので、痛みの原因を知り解決策を見つけるようにしたいです。